- 特許出願用の『願書(特許願)』『明細書』『特許請求の範囲』『要約書』および『図面』についてのテンプレート(ひな型・書式・様式)です。
- 実用新案登録出願用の『願書(実用新案登録願)』『明細書』『実用新案登録請求の範囲』『要約書』および『図面』についてのテンプレート(ひな型・書式・様式)も追加しました(2020年11月6日)。
- 出願方法、出願書類の書き方、出願から登録までの手続、それらに対するサポートなどは、本ページ末尾の「関連情報」のリンク先をご覧ください。
費用が許せば、ぜひ特許事務所(弁理士)にご依頼ください。
- 特許出願を弁理士に依頼するメリット(弁理士の探し方と注意点も)
(弁理士に依頼するメリット、弁理士の探し方と注意点)
テンプレートの内容
(1)特許出願書類の例(実用新案登録出願書類の例)に掲載のものとほぼ同じですが、代理人なしで自分で出願するでしょうから、それに合わせた書式(代理人なしで手続する場合の書式)としております。
(2)インターネット出願用の書式(ワードファイル)です。なお、特許庁の電子出願サポートサイトでは、「インターネット出願ソフト用のひな型のダウンロード」が可能です。この場合、ひな型のHTMLファイルをワードなどの文書作成ソフトで修正していく形となります。
(3)紙出願される場合、独立行政法人工業所有権情報・研修館の知的財産相談・支援ポータルサイトが提供する「願書等様式(通常出願)」のワードファイルをご利用ください。
テンプレートのダウンロード
(1)zipファイルに圧縮しています。上記「特許出願書類のテンプレートをダウンロードする」(または「実用新案登録出願書類のテンプレートをダウンロードする」)をクリックして、デスクトップ等に保存後、解凍(ダブルクリック)してください。お問合せからご連絡いただければ、メールに添付して、無料で送信もいたします。
(2)ご自身の責任と判断で、テンプレートをご利用ください。テンプレートのダウンロードおよび解凍と、その解凍後のワードファイルを用いた出願書類の作成および特許庁への出願等について、弊所は一切の責任を負いません。
(3)有償無償を問わず、再配布を禁止します。改変されたものについても同様です。
(4)2020年11月現在の書式です。法改正等により、変更になる場合があります。特許版は2020年7月22日(実用新案版は2020年11月6日)現在、インターネット出願ソフトの書式チェックはクリアしております。テンプレートを修正しつつ書類を作成した後、万一、書式チェックで警告やエラーが出た場合、出願ソフト上の「入力チェック結果」を確認してみてください。不備な箇所が分かります。
(5)【参考情報】2023年5月5日現在でも、テンプレートの内容は、そのままご利用いただけます。
テンプレート利用上の注意
(1)テンプレートは、ワードの「docxファイル」(Microsoft Wordファイル)で作成しています。また、図面が「gifファイル」で添付されていますが、この図面は後述の方法で、ワードファイル内にリンクされています。ワードファイル上でのリンク切れを防止するために、イメージファイル(gif)はワードファイル(docx)と同一フォルダ内の同階層に保持してください。つまり、ワードファイルだけを移動させると図がリンク切れになりますから、フォルダごと取り扱ってください。
(2)【特許出願人】(または【実用新案登録出願人】)の欄から明らかなとおり、インターネット出願する場合、【識別番号】が必要です。識別番号とは、特許庁に手続する者(出願人等)が特許庁から付与される9桁のアラビア数字からなる番号です。出願人等に固有の番号であり、以後、すべての案件について、その者が手続する場合には、その識別番号を明示して手続することになります。
- 過去、特許庁に手続したことがある場合、通常、既に識別番号が付与されていますから、それを用いてください。
- 過去、特許庁に手続したことがない場合、当然ながら、識別番号は付与されていません。インターネット出願をするに際し、所定の「事前準備」が必要ですが、その事前準備の「申請人利用登録」において、「識別番号」を持っていなければ、新たに識別番号が付与されます。事前準備については、自分で特許出願する方法をご確認ください。
- 【特許出願人】(【実用新案登録出願人】)について、【識別番号】を記載した場合、【住所又は居所】の欄を省略することができます。
(3)【手数料の表示】の欄に関連して、出願料の納付方法には、電子現金納付(ペイジーによる支払い)、口座振替(指定口座から引き落とし)、予納(ネット振込み)、現金納付(特許庁専用納付書による支払い)、指定立替納付(クレジットカードによる支払い)がありますが、テンプレートでは口座振替を利用しています。前述した電子出願ソフトサポートサイトのひな型を参照して、適宜修正してご利用ください。
(4)(a)明細書中に化学式・数式・表を加入したい場合、(b)【先行技術文献】として【特許文献】に代えてまたは加えて【非特許文献】を開示したい場合、(c)【特許文献】や【非特許文献】が複数の場合、(d)【実施例】が複数の場合、(e)【図面】が複数の場合など、詳しくは、特許明細書の書き方(実践編)もご参照ください。
(5)ワードファイルで出願書類(願書・明細書・請求の範囲・要約書の文章)を作成し、後述するように図面を「ファイルにリンク」で挿入した後、最終的には、HTMLファイルとして保存し、それをインターネット出願ソフトで読み込んで出願します。ワードにおいてHTML形式で保存する際、「Webページ(フィルター後)(*.htm;*.html)」での保存が推奨されています。詳しくは、次の(6)のリンク先をご確認ください。
(6)ワードを用いて出願書類を作成する際、所定の注意点があります。
- たとえば、ワードファイルにイメージを挿入する場合、イメージを入れたい箇所(たとえば図1を加入する場合には【図1】の次の行の先頭)にカーソルを合わせて、[挿入]>[画像]>挿入したいイメージファイル選択>([挿入]ではなく)[ファイルにリンク]で挿入します。このため、ワードファイル(それに基づくHTMLファイル)だけを移動させると、画像(図や表など)がリンク切れとなることがあります。テンプレートの場合、同一フォルダ内に、ワードファイルと画像ファイルとがなければなりません。
- 詳しくは、電子出願サポートサイトのWordでの書類作成(HTML形式)、Wordを使った書類作成(pdf)をご確認ください。
(7)なお、図面は、図面代用写真(顕微鏡写真)の場合を除き、JPEG以外のPNG、GIF、BMP形式が推奨されています。たとえば、モノクロ2値のgifファイルで保存します。イメージファイルの大きさは、400dpiの時、最大で横2677×縦4015ドットです。出願前に出願ソフトから図面を印刷してみて、所望の大きさであるかの確認が必要です。
関連情報
- 自分で特許出願する方法
- 特許請求の範囲の書き方(実践編)
- 特許請求の範囲の具体例
- 特許明細書の書き方(実践編)
- 特許明細書の書き方(法令・様式編)
- 特許とは・特許の取り方
- 特許出願から登録までの流れ
- 実用新案登録とは・実用新案権の取り方
- 実用新案登録出願から登録までの流れ
- 実用新案登録は意味がないのか(実用新案権の権利行使と権利者勝訴の例)
(作成2020.07.22、最終更新2023.05.05)
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