実用新案の本人出願率

実用新案の本人出願率、つまり弁理士等の代理人のない出願割合を、特許庁の統計資料から確認してみます。特許庁編『特許行政年次報告書』に掲載の「本人出願件数」と「総出願件数」とから、弊所において「本人出願率」を求めたものです。

実用新案の本人出願率は、2005年の34.7%から、2023年の17.8%へと、年々低下しています。つまり、特許事務所の弁理士を介した代理人手続の割合が、一層、高くなってきています。

2023年の本人出願率は、特許5.9%に対し、実用新案17.8%ですから、特許と比較すると、実用新案の本人出願率は高いです。但し、実用新案も、弁理士に依頼するのが主流といえます。

実用新案の本人出願率(弁理士等の代理人のない出願割合)

 


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(作成2024.08.10、最終更新2024.08.10)
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