意匠の類似範囲の確認手段【動画】

意匠の類似範囲の確認手段」について、解説動画をYouTubeに投稿しました(10分53秒)。

意匠の類否(類似か非類似か)を確認する「手段」について、検討してみます。

意匠の出願審査や権利範囲の解釈で、「意匠が類似するか否か」の問題が生じます。意匠の類否について、第三者による客観的で信頼性のある結論が欲しい場合があります。どのような手段があるのか、通常の意匠登録出願、関連意匠の意匠登録出願、特許庁の判定、弁護士等の鑑定、意匠権侵害訴訟による裁判所での決着などをご紹介します。弁理士の専門である特許庁手続については、メリット、デメリットについても検討します。

たとえば、以下のような場合を想定しています。

  • (1)自社が保有する意匠権について、他社商品が意匠権侵害でないか確かめたい。
     >たとえば、アマゾンで自社商品と似た商品が販売されている。この他社商品が、自社の意匠権を侵害するものか確かめたい。
  • (2)他社が保有する意匠権について、自社商品が意匠権侵害でないか確かめたい。
     >たとえば、アマゾンで気になる他社商品を見つけたが、意匠登録しているらしい。これから発売予定の自社商品は、他社の意匠権を侵害しないか確かめたい。
  • (3)自社が保有する意匠権について、自社商品が権利範囲に含まれるか確かめたい。
     >たとえば、旧型商品について意匠登録しているが、デザイン変更後の新型商品も保護されているのか確かめたい。

2025年8月現在の情報であり、弊所の見解です。

なお、再生速度は変更可能です。画面右下の歯車のアイコンをクリックいただき、1.25倍、1.5倍などに変更できます。
手っ取り早く動画内容を確認されたい場合、お試しください。

 


意匠の類似範囲の確認手段【動画】

 


(作成2025.08.22、最終更新2025.08.24)
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