意匠登録の対象

意匠登録出願をご検討中の方へ

このページは、次のような方へのご案内となります。

  • 新商品のデザインの保護したい。
  • はじめての意匠登録の出願(申請)を検討している。
  • 意匠登録について、相談先・依頼先を探している。

物品、画像、建築物などのデザイン(意匠:いしょう)の保護を図りたい場合、特許庁に意匠登録することになりますが、どのようなものを意匠登録できるのか、ご紹介いたします。

ご依頼ご相談は、お問合せのページからお気軽にご連絡ください。

意匠登録出願の相談・依頼

 

目次

 


意匠とは

  • 意匠(いしょう)とは、物品・建築物・画像の美的な外観・デザインをいいます。

 


新商品のデザインを保護するには

  • 新商品のデザインを保護したい場合、特許庁に意匠登録出願して、審査をパスする必要があります。
  • 審査では、同一・類似のものが従来なかったか、容易に創作をすることができないか、などが審査されます。
  • 審査をパスすれば、原則として、出願日から25年間、意匠権を保有することができます。
  • 意匠権の効力は、登録意匠と同一・類似の意匠に及びます。
  • 類似範囲の確認や拡張のために、関連意匠制度が用意されています。

 


意匠登録の対象

どのようなものが意匠登録できるのか、一例をご紹介いたします。これ以外にも多種多様な登録があります。

小型部品から大型機械まで、日用品から専門用品まで、各種の意匠登録例があります。

ここにないものでも過去登録例があるのか、どのような図面等で登録できているのか、どのような会社が登録しているのかなど、お問合せいただければ、お調べいたします。

「物品の意匠」の例

  • 食品(かまぼこ、パン、まんじゅう、ケーキなど)
  • 衣服(アンダーウェア、ジャケット、ズボン、スカートなど)
  • 靴下、帽子、手袋、ネクタイ、スカーフ、ベルト、リボン
  • 傘、扇子、メガネ、靴、かばん
  • 家具、カーペット、クッション、枕カバー
  • 鍋、やかん、フライパン、焼き網、その他の調理用具
  • 皿、コップ、急須、弁当箱、水筒、哺乳瓶
  • コースター、包丁、ナイフ、フォーク、箸
  • 洗濯用具、物干し用具、清掃用具
  • はさみ、のこぎり、レンチ、スパナ、プライヤ、その他の工具
  • ねじ、くぎ、ボルト、ナット、キャスター
  • 包装容器、包装紙
  • 時計、花器、置物、額縁、造花
  • 葬祭具、クリスマス用具
  • 自動車用品、バイク用品、自転車用品
  • 電池、抵抗器、コンデンサ、スイッチ、パソコン用品
  • スマホケース、スマホカバー、その他のスマートフォン用具
  • 楽器、事務用品、文具、帳簿
  • おもちゃ、人形、スポーツ用品、漁具、釣り具
  • 化粧道具、浴室洗面用具、トイレ用品
  • 医療器具、診療器具、各種機械装置
  • 道路・河川・下水道用品
  • 建具、大工道具、建築用具、土木用品
  • 農機具、園芸用品
  • ペット用品

「画像意匠(物品から離れた画像自体)」の例

  • 情報表示用画像
  • コンテンツ視聴操作用画像
  • 取引用画像
  • 学習用画像
  • インジケーター用画像
  • アイコン用画像

「物品等の部分に画像を含む意匠」の例

  • (画像表示部を有する)複写機
  • (画像表示部を有する)デジタルカメラ

「建築物の意匠」の例

  • 住宅
  • 校舎
  • 体育館
  • 病院
  • 橋梁

「組物の意匠」の例

  • 一組の身の回り品セット(指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリング)
  • 一組の飲食用具セット(スプーン、フォーク、ナイフ)
  • 一組の家具セット(テーブル、いす、子ども用いす)
  • 一組の事務用品セット(シャープペンシル、ボールペン、万年筆)

「内装の意匠」の例

  • カフェの内装
  • オフィスの執務室の内装
  • ドラッグストアの内装
  • 住宅用リビングの内装
  • 住宅用キッチンの内装
  • 観光列車用内装

 


意匠登録についてさらに詳しくは

意匠登録とは、意匠とは、出願の態様・種別、出願から登録までの流れ、登録要件、審査期間、費用など、意匠登録についてさらに詳しくは、次のページをご覧ください。

 


弁理士小山による意匠出願代理

  • 中小企業様や個人事業主様を中心に、過去300件以上の登録実績があります。この実績が本当かは、特許庁でお調べいただけます。
  • 現物があれば、写真で出願できます。プロカメラマンの協力のもと、スタジオ撮影いたします。
  • 図面か写真をご用意いただける場合、安価に出願いただけます。どのような図面や写真が必要なのかは、ご相談いただけます。
  • 現物で出願できる場合、さらに安価に出願いただけます。基本的には、小さくて薄いものとなります。
  • 弊所では、写真出願、図面出願、現物出願、いずれも登録実績がございます。
  • 出願から登録までの手続と費用を、書面と口頭で、分かりやすくご説明させていただきます。ご不明点やご質問があれば、いつでも、弁理士小山自身が対応いたします。また、YouTubeの解説動画でもご確認いただけます。意匠登録がはじめての方でも、納得&安心いただけるように努めております。
  • 意匠登録出願については、拒絶理由通知がきても、反論費用をいただきません。つまり、特許庁の審査において、万一、登録できない旨の通知がきても、意見書や手続補正書を無料で作成して提出いたします。過去、反論の上、登録された実績もございます。
  • 初回、相談料は無料です。出願を無理にすすめることは、決してございません。ご相談時に、その場で出願の有無を決める必要もございません。
  • 日本全国どこからでもご相談・ご依頼いただけます。パソコンがあれば、弊所からウェブ会議の招待状をEメールでお送りしますので、そのEメールに記載のリンクをクリックするだけで、ネットを介してご相談いただけます。画面操作はすべて弊所で行いますから、ご安心ください。顔の知った信頼関係を築くことで、納得&安心の登録を目指します。もちろん、お近くの方は、事前に予約いただいた上で、来所によるご相談も可能です。以降は、Eメールやお電話でも対応可能です。
  • 自己研鑽も兼ねて、ウェブサイトやYouTubeで、意匠登録に関する情報発信を積極的に行っています。詳しくは、意匠登録解説をご覧ください。これら知識を活用して、お客様の個別の具体的案件に対応してまいります。
  • 出願の必要性、出願方法(全体意匠か部分意匠かなど)、その後の手続について、お気軽にご相談ください。
  • 意匠登録だけでなく、特許、実用新案登録、商標登録についても、併せてご相談いただけます。

 


意匠登録の出願相談

  • ご依頼ご相談は、お問合せのページからお気軽にご連絡ください。
  • 図面または現物があれば、日本全国どこからでも、ご依頼いただけます。
  • 来所によるご相談の場合、弊所は完全予約制です。来所前にご連絡をお願いします。
  • 詳しくは、意匠登録相談のページをご覧ください。

 


(作成2022.12.21、最終更新2023.12.16)
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