実用新案登録とは・実用新案権の取り方

実用新案登録について
(実用新案登録とは、特許との違い、登録までの流れ、費用など)

実用新案

大阪で実用新案登録の出願(申請)を代理する小山特許事務所です。

弊所では、はじめての方でも安心してご依頼ご相談いただけるように、ブログ(知財制度解説)や、YouTube(小山特許事務所のチャンネル)で、様々な知財情報を発信し続けています。

ここでは、実用新案登録の出願(申請)をご検討中の方へ向けて、お役立ち情報をまとめました。

実用新案登録とは何か、特許との違い、実用新案登録出願から登録までの流れ、費用などについて、わかりやすく解説します。

 


目次

 


実用新案登録とは?

実用新案登録とは、技術的アイデア「考案」、より具体的には「物品の形状、構造又は組合せに係る考案」について、実用新案登録出願することで得られる特許庁への登録をいいます。出願された考案について、実体審査を経ずにまずは登録しておいて、侵害品が出た場合など、必要に応じて審査(実用新案技術評価)を受けることになります。

無審査で登録されるといっても、権利の有効性があれば、特許権と同様に権利行使可能です。すなわち、実用新案権者は、登録実用新案を独占排他的に実施(製造販売等)することができます。権利侵害に対しては、差止請求権や損害賠償請求権などを行使することができます。また、実用新案権を侵害した場合には、刑事罰が科される場合もあります。

実用新案権の存続期間は、出願日から10年です。

登録後も、所定要件下、特許出願への変更が可能です。そのため、その機会を失うまでは、あたかも「特許出願中」と類似の状況といえます。

特許と比較して、手軽に安価にご利用いただけます。

実用新案登録後の特許出願への変更については、次のリンク先をご覧ください。

 


特許との違いは?

【保護対象】方法、組成物、合金、化学物質、液体、コンピュータプログラム自体は、実用新案の保護対象ではありません。これらの保護を求める場合、特許出願します。これら以外は、基本的には、特許でも実用新案でも、いずれでも保護可能です。

【実体審査】実用新案は無審査で一旦登録された後、必要に応じて審査(実用新案技術評価)を受けます。特許は、出願とは別に出願審査請求された場合に審査に付され、審査をパスしたものだけが登録されます。

【登録までの期間】実用新案は出願から2月程度です。一方、特許は数ヶ月~数年を要します。

【存続期間】実用新案は出願日から10年です。一方、特許は出願日から20年です。

特許との比較、その他の権利との比較については、次のリンク先をご覧ください。

 


実用新案登録出願から登録までの流れ

実用新案登録出願があると、方式要件や基礎的要件についての簡単な審査はなされますが、新規性(新しいか)や進歩性(通常考え付く改良改変でないか)などの実体的要件ついては審査されず、考案は早期に登録されます(pdf:実用新案登録手続の流れ図(フローチャート))。

実体審査を経ないため、本来無効となるような権利が登録される場合があります。そこで、警告や権利行使に際して、「実用新案技術評価」と呼ばれる審査を受けて、権利の有効性を確認しなければなりません。

詳しくは、次のリンク先をご覧ください。

 

なお、先に他人に出願されていると、後で自分が出願しても、有効な権利を取得できず、手間や費用が無駄になります。また、他人の権利が現在も有効である場合、権利範囲によっては、自分が実施すると、他人の権利を侵害するおそれもあります。そこで、できるだけ、出願前に先行技術調査を行います特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)では、誰でも無料で、先行する特許出願や実用新案登録出願を調査することができます。「特許・実用新案」の「特許・実用新案検索」をご利用ください。

 


費用

特許庁に支払う費用は、特許と実用新案の違い費用の欄をご覧ください。

特許事務所に支払う費用は、現在自由化されており、事務所により異なります。小山特許事務所の場合、次のリンク先をご覧ください。

 


出願すべき?

実施の有無(製品化の見込み)、先行技術の有無、費用対効果などを考慮する必要があります。

次のリンク先もご参考になさってください。特許出願についての説明ですが、実用新案登録出願についても同様です。

 


注意点

(1)実用新案登録出願を完了するまで、そのアイデアをむやみに開示するのは危険です。有効な権利がとれなくなったり、アイデアを盗まれたりするおそれがあるからです。原則として、製品を市場に出したり、アイデアを第三者にしゃべったりする前に、まずは実用新案登録出願が必要です。

(2)実用新案登録は、「考案」の先後ではなく、「出願」の先後にて、一日でも早く特許庁へ出願した者に付与されます(後願でも一応登録されますが、実用新案技術評価で否定的な評価となります)。そのため、できるだけ早く出願することが必要です。

(3)出願後、書類修正の機会や範囲は非常に限られます。

 


大阪で実用新案の出願相談

小山特許事務所では、主として、機械の構造および制御に関する出願を取り扱っています。大型機械から日用品まで幅広く対応します。

(1)特許や実用新案がはじめての方でも、オリジナル資料と明瞭会計で、納得安心の登録を目指します。口頭でのご説明の他、解説資料・解説動画で納得いただいた上で手続を進めます。また予め費用の上限をご提示し、その上限費用を超えてのご請求はいたしません。オリジナル資料と明瞭会計については、トップページの「小山特許事務所のこだわり」をご覧ください。

(2)小山特許事務所は、大阪府寝屋川市の特許事務所ですが、過去、大阪府下だけでも、枚方市、交野市、四條畷市、門真市、守口市、摂津市、大阪市、大東市、東大阪市、八尾市、堺市などの方々からも、ご相談・ご依頼をいただいております。もちろん、より遠方の方も大歓迎です。

(3)正直、小さな個人事務所ですが、小さいからこそ、小予算で、弁理士自身による小回りのきく最良のサービスを提供してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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関連情報

 


(作成2021.04.03、最終更新2021.05.12)
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